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【書評】過去問で鍛える地頭力 大石哲之

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

 

就活をしていた時に、コンサル面接対策に読んでいた本です。20分くらいのフェルミ推定ケーススタディを疑似体験できると思います。経営コンサルタントが言うロジカルな思考を養う問題集です。 

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

 

 

【書評】一勝九敗 柳井正

一勝九敗 (新潮文庫)

 

 

 

日本が誇る経営者、柳井正さんの著書。柳井さんの幼少期から、父親の家業を継ぎ、ユニクロとして躍進し、現在に至るまでの経緯を振り返っている。

これを読んだのは、私がコンサルティングファームから内定をもらったすぐ後だった。経営者の目線で仕事をしないといけないと言われ、ならばこの人の著書は読まないと、と思って気楽に手に取ってみたが、その内容に面食らった。この人がいかに会社のことを考え、行動し、生きてきたかがありありと書かれていて、その知識もさることながら経営理論に留まらない哲学まで持っている、ただならない経営者なのだと感じた。こんな人に"コンサルタントが経営のアドバイスをする"なんてとても考えられない、とその時の自分にとっては衝撃的な本だった。

人生をかけたHardThingsという感じ。経営の喜びや辛さが詰まった本。

 

一勝九敗 (新潮文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)

 

 

【書評】Machine Learning Murphy

Machine Learning: A Probabilistic Perspective (Adaptive Computation and Machine Learning series)

 

機械学習(~2012)の辞書!

データに機械学習をあてる必要のでてきた研究者へ

学部時代に輪読会で読み進めた本。2012年頃までの機械学習の内容はかなり網羅的に書かれていて、辞書のような存在。本当に無数のアルゴリズムが掲載されているので、なにか解析に必要となった時に取り出して読んでいた。

8章ぐらいまでの前半はかなり気合入れて書かれている印象があるが、後半は練習問題量も減ってしまい、本文もやや読みづらくなっていた気がする。数式はややよみづらいかも。DeepLearningについては最後の章が割り当てられているが、内容は濃くなく、紹介程度。時代を考えれば仕方ないのかもしれない。

機械学習は日進月歩で進展していくが、伝統的な手法まわり(Kernel, Graphical models, .. etc.)については色褪せないので、実際にデータに対して機械学習をあてる必要が出てきた研究者などは、一度参照するメリットはあるかもしれない。

Machine Learning: A Probabilistic Perspective (Adaptive Computation and Machine Learning series)

Machine Learning: A Probabilistic Perspective (Adaptive Computation and Machine Learning series)

 

 

【書評】会社は頭から腐る 冨山和彦

会社は頭から腐る

 

筑駒、東大、CDI設立、産業再生機構JALカネボウの再建、現在は経営共創基盤(IGPI)の代表、という伝説級の経歴を持つ天才コンサルタントの著書。圧倒的な知識量と論理的思考と明確な主張を浴びることのできる名著。この本を読んでIGPIに入社を決意した人も多いと聞く。情報量が多く、その深さも圧倒的。ペンを片手に2回読んだが、メモで余白がなくなるほど一行一行が示唆に富んでいる。

内容はヒトやカイシャ(特に大企業)の本質について、これまで経験してきた企業再生の修羅場の体験をもとに書かれている。コンサルティング業界を志望する就活生には強くおすすめできる本。

会社は頭から腐る

会社は頭から腐る

 

 

【書評】本音で生きる 堀江貴文

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

2016年に流行した、堀江さんの新書。これまで南場さんや藤田さんなど経営者の本は読んできましたが、そういえばホリエモンの本だけ読んでないなと思って読んでみました。

中身は平易な言葉でわかりやすく伝わるように書かれていて、堀江さんがそのまま語っている姿が想像出来るような感じでした。去年読んだ時は感じなかったのですが、改めて読み返すと堀江さんの思考は会社員のそれと完全に真逆を向いています。そして会社で働くという思考回路を真逆に回転をさせると、不思議と堀江さんの主張が自然なものに思えてきます。

  • 大企業、結婚、家族であっても本当に安定しているものはない
  • プライドが低いことは強さになる
  • 自分の時間は自分のもの
  • 全てを最適化しろ
  • 何かをする前に勉強するのではなく、やりながら学べ

  • イデアではなく実行力に価値がある

読みやすいため、3時間もあれば読み切れます。良書です。

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

 

 

自己紹介

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【名前】

吉田 和輝 (よしだ かずき)

 

【経歴】

1992年 栃木県に生まれる

    ・科学雑誌を読み漁り、物理学者に憧れる

    ・中学からテニスを初める

2008年 東京学芸大学付属高校に入学

    ・趣味でプログラミングを初める

2011年 京都大学 理学部に入学

    ・サークルにひたすら没頭する

    ・Stanford Japan Exchange Clubに参加しシリコンバレーの影響を受ける

2015年 京都大学大学院 理学研究科へ進学

    ・就活を通して多読が趣味になる

    ・画像処理の人工知能(CNN)と脳の視覚野を比較する研究

2017年 Now

 

【趣味】

ランニング / 多読 

 

 

【書評】自分の仕事をつくる 西村佳哲 著

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

 

 デザインや物作りに関わる様々な人への取材記録。思いを込めて何かを作る人の哲学や仕事術が学べてとても面白かったです。

とくに印象に残ったのが "2章 他人事の仕事と「自分の仕事」"の3名のインタビュー。まず一人目は湘南でサーフボードを作る植田さん。彼はサーフィンを続けているから最高のサーフボードが作れる、といいます。二人目は東京でパンを作る甲田さん。自分にとって気持ちが良いパンを焼いて、それでお客さんに喜んでもらう仕事には矛盾がないと言います。そして最後に、衣服や陶器をつくる馬場さん。彼には身体も物作りの環境なのだとか。

彼らを取材した著者は「彼らの仕事の価値は、彼ら自身の存在に根ざしている」「個人を掘り下げることである種の普遍性に到達する」とまとめています。物作りの大事なテーマになりそうです。

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)